資産運用コラム
povo2.0と楽天モバイルを導入、併用して携帯電話料金を毎月0円に近づける方法
◆povo2.0と楽天モバイルを導入、併用して携帯電話料金を毎月0円に近づける方法
■はじめに
投資用種銭捻出の為に
前回のコラムで携帯電話料金削減について
ご紹介させていただきました。
内容は、ワイモバイル又はUQモバイルをそれぞれの会社の光回線セットで
契約して1回線990円を実現する内容でした。
990円でも高すぎる、これすら払いたくないという人に向けて
990円を下回る携帯料金契約をご紹介します。
携帯電話料金が税込み1078円から0円までのレンジで変動するプランになります。
その代わり、多少手続きが煩雑で店員さんの代わりに自身が契約~利用開始まで完了させる必要がある為、スマートフォンの契約や設定にある程度詳しい人、又は家族や知人に詳しい人がいる場合向けのコラムになります。
なにかうまく動かない場合も自力で調べて解決しないといけませんので
不安な人はワイモバイルかUQモバイルの光回線セットにしましょう。
コラム
携帯電話料金値下げで発表された新プランを選んで固定費を節約する方法
◆実現のしかた
株式会社楽天の楽天モバイルと株式会社KDDI(AU)のpovo2.0というサービスを組み合わせて実現します。
自分がある特定の1社で1回線契約している場合、そのメイン1回線をナンバーポータビリティーで番号移転するとします。
全くの新規でしたら全て新規契約で構いません。
★2022/5/13
楽天モバイルの料金プランが変更になりました。
1回線目についてはデータ容量1Gまで利用料金無料でしたがこれが撤廃されました。
2022年7月より適用となります。
本コラムでは楽天2回線の契約を案内しておりましたが7/1より後は契約する回線は1回線で問題ありません。
このプラン変更に伴い、文章を加筆修正しております。
【手順】
1.通信simが2枚セットできるシムフリースマートフォンを入手し
2.株式会社楽天の楽天モバイルを1回線新規契約(1078円)
3.現在利用中のメイン回線を株式会社KDDI(AU)のpovo2.0へナンバーポータビリティで番号移転(0円)
4.楽天モバイルのsimをデータ容量3Gのデータ回線用、povo2.0のsimを音声回線用として
購入したスマートフォンのsim1、sim2にセットする。
5.楽天モバイル契約時に楽天IDを作らされるので、その楽天IDで楽天のサービス(楽天市場、楽天トラベル、楽天カード、楽天カードを請求先に設定した楽天ペイ、その他楽天銀行、楽天証券その他もろもろ)を利用してポイントを貯め(ポイント活動いわゆるポイ活)、支払いはポイントで支払う。
以上となります。
楽天モバイルが1078円
povo2.0が0円
2回線合計1078円、1回線あたり539円ほどになります。
そして、支払いは楽天のサービスで得たポイントで支払います。
ポイント還元率は楽天が提示する条件と、楽天の通販サイト「楽天市場」で買い物をする日時を満たすことで上昇させることができ、3%~12%くらいは狙えます。
何でpovo2.0を契約するんだと疑問に思いますが理由は後述します。
◆実際のやり方解説
★1.通信simが2枚セットできるシムフリースマートフォンを入手
通販や家電量販店で通信simが2枚セットできるシムフリースマートフォンを入手します。
購入予定のスマートフォンに通信simが2枚ささることと、通信BAND(どの会社の電波をつかむか)が楽天とAUの電波両方拾う
ことが必須です。条件を満たすスマートフォンの候補としてモトローラー(Motorola)製品、シャオミ(Xiaomi)製品、オッポ(oppo)製品、シャープ(sharp)製品の順番で無難です。シムフリースマートフォンの値段は25000円から48000円くらいです。
★2.株式会社楽天の楽天モバイルを1回線新規契約(1078円)
米倉涼子さんのCM「日本のスマホ代は高すぎる」で有名な携帯電話サービスです。
データ通信0G~3Gまで1078円という料金体系になっています。データ通信量が3Gを越えるようですと~20Gまで2178円です。
2022年7月までは1回線目についてデータ通信容量1Gまでは無料でしたがこれは撤廃されています。
契約の仕方ですが実店舗、ネット経由どちらでもできます。
契約して発行される物理simカードは購入したスマートフォンに合致する物理simカードを契約してください。(nano sim等)
★3.現在利用中のメイン回線を株式会社KDDI(AU)のpovo2.0へナンバーポータビリティで番号移転(0円)
povo2.0を契約する理由です。
楽天モバイルでは楽天リンクというアプリ経由で通話をすると通話料無料なのですが、
この音声品質が正直イマイチで、音声が途切れたりということがあり、音声品質の満足感がAUが100とすると84くらいです。
なので楽天一本のみの契約は若干の不安があります。
ビジネスでの使用や重要な通話用に音声用として1回線もっていると便利という理由でメイン回線をpovo2.0にしています。
povo2.0はネット経由で自分で契約します。
povo2.0のアプリをスマートフォンにダウンロードしてアプリ経由で契約します。
免許証をスマ―トフォンの写真で縦横表裏を撮影してアップロードとかそういう作業があります。
画面の指示にしたがって契約してください。
povo2.0は基本料金0円ですが、0円のままですとデータ通信は速度が遅すぎて実用になりません。
本来はここで都度払いでデータ通信の30日高速権(990円)を買っていくのですがデータ通信は楽天にまかせるので
データ通信は買わずに0円のまま運用します。
通話発信とSMSは使用に応じて別途請求ですが、0円の支払い状況が180日続くとサービス停止・解約の警告がくると約款にうたってあるので適度に通話・SMSは利用してください。(180日で660円程度の使用で警告はこないとのこと)
月550円の5分通話無料、月1670円の通話完全無料のオプションプランもあります。
★4.楽天モバイルのsimをデータ容量3Gのデータ回線用、povo2.0のsimを音声回線用として
購入したスマートフォンのsim1、sim2にセットする。
これで2つの電話番号を持った音声通話0円+データ通信量3Gが1078円の環境ができました。また、楽天、AUのどちらが通信障害になっても片方で通信通話ができるメリットもあります。
スマートフォンにsimをさしたら自動認識されてすぐ使える場合と、初期設定が必要な場合があるので
それぞれ楽天とAUから配布されたマニュアルを見て設定ください。
通話はpovo2.0の番号でやってもいいし、楽天の番号で楽天リンクアプリを利用して無料でやってもかまいません。
月のデータ通信量が3Gを越えないように運用ください。
使用済みデータ量は楽天のアプリで確認できます。
毎月の携帯料金はクレジットカードで支払いこそしますが
楽天のポイントがある場合、ポイントで支払うように設定します。
このポイントをポイント活動いわゆるポイ活で捻出します。
★5.携帯料金支払いは楽天ポイントで支払う。
楽天モバイル契約時に楽天IDを作らされるので、その楽天IDで楽天のサービス
楽天ふるさと納税
楽天市場
楽天トラベル
楽天カード
楽天ペイ(楽天カード又は楽天銀行を請求先に設定)、
楽天銀行
楽天証券
楽天〇〇その他もろもろ
このへんを利用してポイントを貯めます。楽天市場以外は基本200円1ポイントです。
全てのサービス共通でポイントがたまります。
楽天の通販「楽天市場」のポイントの還元率は基本100円につき1円の1%なのですが
ポイント還元率は楽天が提示する条件と、買い物をする日時を満たすことで上昇させることができ、
3%~12%くらいは狙えます。
具体的には楽天市場で年に何回か実施されるポイントアップ還元率の増量キャンペーンセール中に
買い物をすることでポイントを貯めます。
この時に日用品やサプリ、ふるさと納税返礼品を買ってください。
ポイントの還元率は最低1%ですが、楽天モバイル加入で3%、さらに楽天カードで支払いで5%という風に
自分でコントロールして上げることができます。詳しくは楽天ポイントの公式ページを見てみてください。
1000ポイントを貯めるためには還元率1%ですと毎月10万円、還元率5%ですと毎月2万円の買い物が必要です。
要らない物や、割高な物を購入したりしては本末転倒なので無駄な出費はしないでください。
付与されたポイントには期限もありますのでポイントを貯めすぎて失効しないようにもしてください。
あとは楽天らしく、日々「あれをしませんかこれをしませんか。新規加入で1000ポイントプレゼント」
みたいな通知が沢山くるので興味があれば導入してみてください。
楽天銀行や楽天証券までは流石にチョット。。。というのはあると思いますので、
楽天トラベル、楽天市場、楽天ふるさと納税、もうちょっと頑張って楽天カード、楽天ペイ(支払いは楽天カード)このへんくらいまでは許容範囲ではないでしょうか。定期的に引き落とされるサービスの支払を楽天カードにすると結構いい感じです。
とことん楽天につきあう人なら楽天カードの引き落としを楽天銀行にする。楽天証券で株取引や積立の投資信託を買ってポイントもらうのもいいでしょう。
ここまでやってしまうと月1078円の携帯電話の請求全額にポイントを充当でき、なおかつ余ると思います。
【参考1 楽天モバイル】ポイントで支払いをして請求料金0円を実現した例
【参考2 povo2.0】請求の例(通話30秒とSMS2回)
◆最後に
以上、複数のサービスを組み合わせて毎月の携帯料金が0円により近くなるプランを紹介いたしました。
一気に全部やると大変なのでシムフリースマートフォン入手>楽天モバイル契約>また時期をあけてpovo2.0へナンバーポータビリティと少しづづやってもいいです。
自分の環境に応じてpovo2.0+楽天ではなくpovo2.0オンリー、楽天かpovo.2.0+格安simのデータ通信契約にするなど
一番良い契約内容になるようにアレンジしてみてください。
手間はかかりますが、ドコモやAU、ソフトバンクで6500円+携帯電話分割2500円で今月は9000円みたいな
プランと比べれば年間でだいぶ節約できるのではないでしょうか。
楽天モバイルを契約しないまでも、楽天市場ポイントアップキャンペーンセール中に楽天ふるさと納税をやってポイントを貯めていくのはおすすめです。
◆メルマガ登録
下記ページで三光ソフランが発行しているメルマガ登録ができます。
建築中物件の売り出し案内や、イベント案内、全5回初心者向けお役立ち情報を配信しています。
配信停止は本文中からいつでも停止できますので是非ご登録ください。
お金持ち大家さん|資産運用コラム
- 資産運用コラム
- 固定資産税をQRコード決済(楽天PAY)で払おう
- iDeCoではどの投資信託を選ぶのがいいか、利用した場合の不動産投資節税について
- ふるさと納税の魅力と解説、実際にやるときの手順
- 不動産投資とはなにか?
- 不動産投資の魅力
- 国債、元本保証の資産運用
- 国債を実際に購入してみました。
- 中古区分マンションの買値から土地代金と建物代金を出す方法
- 携帯電話料金値下げで発表された新プランを選んで固定費を節約する方法
- povo2.0と楽天モバイルを導入、併用して携帯電話料金を毎月0円に近づける方法
- 中古マンションを現金で買ってみました 前編【資料請求~手付金まで】
- 中古区分マンションを現金で購入してみました 中編【重要事項説明から~決済引渡しまで】
- 中古区分マンションを現金で購入してみました 後編【入居者募集から~確定申告まで】