資産運用コラム
携帯電話料金値下げで発表された新プランを選んで固定費を節約する方法
◆携帯電話料金値下げで発表された新プランを選んで固定費を節約する方法
■はじめに
資産運用する為にはお金がないと始まりません。
不動産を買うにも投資するにしても頭金(種銭)を用意する必要があります。
お金を貯めるには収入を増やすか支出を減らすしか方法がありません。
菅政権下での目玉公約「携帯料金値下げ」により
携帯会社大手に強い圧力がかけられたことで、2021年現在、毎月の月額料金が大幅に安くなるサービス、
プランが各携帯会社から発表されています。
本コラムでは、毎月の固定費である携帯料金を節約する為に、携帯会社が提供している中で
現実的に選択肢になりうる携帯会社のプランを紹介します。
特定の条件を満たせば、2021年現在、1回線990円(税込)まで下げることが可能です。
2023年、後継プラン「ミニミニプラン」がでてきておりますが、AU光回線、AU電気加入どちらか加入する条件で
データ容量4ギガで税込1265円に値上がりしていましました(支払いをAU PAYカードにして税込1078円)
本コラムで案内する料金プランに加入済みの方は手放さないように今の料金プランを死守しましょう。
■マインドセット(心得、心構え)
本コラムでお勧めする料金コースは大手携帯キャリアのメインブランドサービスではなく、
サブブランドのサービスに番号移転(ナンバーポータビリティー)をして加入することになります。
メインブランドサービスから離脱することで当然に使えなくなる機能がありますので、使えなくなっても困らないようなマインドセット(心得、心構え)を下記に記載します。
●キャリアメールは捨てる、捨てるための準備をする
キャリアメールとは具体的には@docomo.co.jp (@ezweb.com @au.com) @softbank.co.jp等です。
これにしばられているとサービスの離脱ができません。
サービス提供会社が変わっても今まで通り使えるgmail.comや icloud.com、Lineなどに少しずつ置き換えていきましょう。
毎月数百円払えばキャリアメールの持ち出しもできますが毎月の携帯料金を1000円未満にする目的なのでこの機会に切るのをオススメします。
●囲い込みにのらない
同じくサービス提供会社から離脱することで消滅するようなサービスは切っていきます。
動画サービスや漫画サービスなど携帯会社独自でやっているサービスは外部の会社がやっている同じようなサービスに切り替えます。
契約会社が変わっても持ち出しできるサービスならいいのですが、会社が変わるとサービスが消滅する携帯会社独自のサービスにカチカチに固められているとそこの会社でずっと契約を続けることになります。
2年縛りで解約月が25か月目、26か月目に解約しないと自動更新され、27か月目以降の解約、番号乗り換えには違約金を請求される料金コースが昔流行しましたが今は無くなっています。違約金が嫌なら料金コースを新料金コースに変更してから番号乗り換えをすると違約金がかかりません。
●不要オプションは全部解約
毎月の請求書で330円とか550円の良くわからないオプションサービスの明細がのってないでしょうか?
解約しましょう。
端末保険サービスは必要、不要の判断がわかれるところでありますが、スマートフォンの本体価格が8万や10万オーバー、過去を振り返って直近7年で複数回画面を割っていたり、何度も故障した回数が多いなら「有り」、本体価格が2万くらいだったり大事に使うから壊さない、壊れたら新しいの買うと決めているなら「無し」ではないでしょうか。
●スマートフォンは自前で用意が望ましい
携帯ショップの中で選ぶのもいいですが、最近の家電量販店やネット通販で販売しているスマートフォンはシムフリースマートフォンといってDOCOMO,AU,SOFTBANKのどのsimカード(通信カード)を指しても
電波を拾って通話ができるような端末があります。
(バンド(band)と言うDOCOMO系、AU系、SOFTBANK系どの電波をつかむ仕様か要チェック)
しかもsimカードを指すスロットが2つあって、通話は通話無料の契約をしたdocomo、ネットはAUみたいな芸当もできます。下記の写真のようにアンテナ電波が2つ表示されて電話番号を2つ持つことができ、それぞれの電話番号で電話をうけることができます。
価格は、2万円から6万円くらいの価格帯です。3万円クラスの製品でもバッテリー持ち、処理速度など全く問題ありません。
家電量販店のシムフリー端末コーナーを見てみると商品が陳列されていますので良くわからない人は店員さんに質問するといいと思います。
下記シムフリー端末のメジャーメーカーです。
・シャオミ(Xiaomi)
・オッポ(oppo)
・モトローラ(motorola)
・シャープ(sharp)
値段が張りますがgoogleやappleもシムフリーの「pixel」「iPhone」を出してます。
携帯ショップに展示してある端末は携帯キャリア用に製造メーカーがカスタマイズしています。携帯キャリア以外のsimカードは基本使えず、値段なりの挙動で、製造メーカーと携帯キャリアが用意したアプリがてんこ盛りにインストールされています。
携帯ショップで最新機種12万円の端末24回払い+携帯ショップオススメの料金コースですと月の携帯料金は1回線1万円を越えます。機種の分割代金がけっこう重くて、4人家族で同じ契約をすると大変です。
■2021年11月時点で安価でサポートも期待できるオススメ料金プラン
ワイモバイル、UQモバイルの料金プランをオススメします。
どちらも料金プランがシンプルで安価です。
さらに実店舗がある、困った時の電話のサポート窓口があるのもお勧めポイントです。
本コラムで実現する月額料金と同じか下回る金額のサービスもありますが、電話サポート窓口がない、ショップ店員を通さないで契約から開通設定まで自力でやらなければならない要素があるので省いています。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドでソフトバンクの設備と回線を使用しています。
UQモバイルはAUのサブランドでAUの設備と回線を使用しています。
よって電波の通り具合や、音声通話品質、回線スピードがメインブランドとさほど変わりません。
どちらも良い所があるので利用環境によって安くなる方を選びます。
ワイモバイル
まずワイモバイルからです。猫のCMで有名です。
音声通話別料金で通信容量3ギガのプランは2178円(税込)です。
家族割があります。2回線目から990円(税込)になります。2回線で合計3168円(税込)になります。
自宅の光回線が「ソフトバンク光」なら1回線目から990円(税込)になります。2回線持っていた場合1980円(税込)になります。
UQモバイル
UQモバイルです。3姉妹のCMで有名です。
音声通話別料金で通信容量3ギガのプランは1628円(税込)です
家族割がありません。2回線で合計3256円(税込)になります。
自宅の光回線が「AU光」なら1回線目から990円(税込)になります。2回線持っていた場合1980円(税込)になります。
同じく自宅の電気会社が「AUでんき」なら1回線目から990円(税込)になります。2回線持っていた場合1980円(税込)になります。
AU光のセット割引コースは2021年11月25日から受付開始です。
まとめとして
・自宅の光回線の種類によってUQモバイルかワイモバイルを決定する。
・光回線が無く、単身で利用するならUQモバイル
・光回線が無く、家族で複数回線利用するならワイモバイルが安いといった結論になります。
基本的な料金コースは上記の通りになるので、方針が決まりましたら各社の詳細ページを見てみてください。
必要に応じて、通話無料のオプションをつけたり、データ容量を上のプランにすることができます。
スマートフォンは前述のシムフリースマートフォンでもかまいませんし、ワイモバイル、UQモバイルの提供している機種でも構いません。
ナンバーポータビリティー制度で他社から電話番号移転で加入するとスマートフォン本体価格を1円や数千円まで割引きしてくれるキャンペーンをやっている可能性があります。
ただし、同一の会社移動ですと(ソフトバンクからワイモバイル、AUからUQモバイル)端末割引はありません。
■最後に
特定の条件化でワイモバイル、UQモバイルの1回線が990円になる方法を紹介いたしました。
一般的な利用者が導入の手間や労力をあまりかけずに手に入れられる携帯月額料金はこの辺が最安になるかと思います。
繰り返しになりますが、キャリアメール(@uqmobile.jp,@ymobile.ne.jp)は使用しないようにします。
4人家族でバラバラに携帯会社を契約して、10万オーバーの高額端末を24回や36回の分割で購入しているケースと比べると、料金がだいぶ下がります。
最近では変わり種としてデータ容量1ギガまで基本料金ゼロ円(2022年7月1日より3Gまで1078円に変更)という楽天モバイルの「rakuten unlimited」KDDI(AU)の低速のまま利用するなら基本料金0円、必要に応じて随時課金という「povo2.0」というサービスもでています。
これは基本的に自分で端末を用意してサービス提供元が公開している手順を読んで1から設定をしてトラブルが起きても調べて自分で解決できる詳しい人限定サービスなのですが、こちらのサービスを先ほど紹介したシムフリースマートフォンの空いているsimスロットに指して運用するのも面白いかもしれません。
「povo2.0」は無料での利用が長期間継続すると強制解約になる可能性があるので気をつけないといけませんが理論上は基本料金0円で回線を持つことができます。
毎月の固定費を削減して資産運用の為の資金を貯めましょう。
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楽天モバイルとpovo2.0についてコラムを作成しました。少し手間がかかりますが、音声もデータ通信も問題なく
条件次第で990円を下回る価格で月額料金を維持できます。
記事はこちらです
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